頻尿の原因は?予防・対策方法まとめ

頻尿の原因は?予防・対策方法まとめ

何度もトイレに行ってしまう、夜中にトイレで目が覚める、という方は頻尿の可能性が高いです。ここでは「頻尿」の定義と原因、予防・対策方法をまとめています。

頻尿の定義

まず、頻尿かどうかを知るには、「頻尿の定義」について知っておく必要があります。
日本泌尿器科学会によると、頻尿とは

  • 起床から就寝までに8回以上排尿をする
  • 8回以下でも多いと感じれば頻尿

ことを指しています。

また、就寝後にトイレのために1回以上起きる「 夜間頻尿」の場合は、翌日の活動に支障が出ることがあるのでできるだけ対策をとるようにしましょう。

考えられる原因

考えられる原因

頻尿の原因は多岐にわたるためひとつに特定するのは難しいのですが、ここではいくつかの考えられる原因について説明します。

筋力低下

頻尿について考えるとき、どうしても避けられない原因として加齢による「筋力低下」が挙げられます。
骨盤あたりの筋力が落ちることで膀胱や腎臓の働きが弱まり、尿意を我慢しにくくなってしまうんです。
また膀胱の柔軟性が失われることで膀胱内にためておける尿量が少なくなり、ちょっとしたことで尿意をもよおすようになります。

抗利尿ホルモンの減少

抗利尿ホルモンとは、体内にためておく水分量を調整するためのホルモンです。具体的に、体内の水分が不足しているときは抗利尿ホルモンがたくさん分泌されて、尿として排出されることを抑えて水分の吸収をサポートします。
逆に水分をたくさん摂取したときは抗利尿ホルモンの分泌を抑えて尿の排出を促します。

この抗利尿ホルモンは、若いときは十分に分泌できて尿意をコントロールできるのですが、加齢によって分泌が減少することで尿意を我慢できなくなり頻尿や尿もれを引き起こす原因となります。

前立腺肥大

これは明確な理由はまだ解明されていませんが、加齢によってホルモンバランスが崩れることでおこることが多い症状です。実際に60代で60%、80代で90%が前立腺肥大だというデータも報告されています。(※治療が必要なほど肥大しているのはその1/4程度だそうです)

ちょっと語弊があるかもしれませんがわかりやすく説明すると、良い男性ホルモンが減って悪い男性ホルモンが増えることで前立腺が大きくなります。それが膀胱や尿道を圧迫するようになると排尿がうまくできなくなって頻尿や尿もれにつながるのです。

より詳しく説明すると、良い男性ホルモン(テストステロン)が5α-リダクターゼと結びつくことで悪い男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)が増え、それによって前立腺が大きくなります。

予防・対策方法

予防・対策方法

加齢に抗うことはできません。ただし、予防や対策をとることはできます。

具体的に

  • コーヒーやお酒など利尿作用のある飲み物を控える
  • 適度に運動して筋肉の衰えを予防する
  • 5α-リダクターゼを抑制する成分が含まれた食べ物を摂取する(ノコギリヤシ、バナナなど)
などがあります。

ただし、前立腺肥大は外側から見て判断はしにくく、放置すると尿が出せなくなることもあります。手遅れになる前に、泌尿器科に相談するようにしましょう。

さらに詳しくは「 前立腺肥大症を予防する方法と簡易の検査方法」で解説しているのでチェックしてみてくださいね。

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