夜間頻尿は死亡率が2倍!?その理由と対策方法

夜間頻尿は死亡率が2倍!?その理由と対策方法

夜間頻尿は死亡率が2倍!?その理由と対策方法

夜間頻尿とは、夜中にトイレに起きる回数が1回以上ある状態。2回以上になると日中の活動に支障が起こると考えられ、1回以下の人に比べて 死亡率が2倍近くまで高くなるという調査結果も報告されています(※1)。

また、60歳以上では夜間に2回以上起きる人の割合は男性で40%、女性で30%という報告もあり、「たかがオシッコ」と侮らず、早期に対策することが求められます。
ここでは夜間頻尿の死亡率が高まる理由と予防・対策方法についてまとめました。

※1:参考「夜間頻尿と転倒による骨折・生存率低下との関連に関する研究/東北大学病院泌尿器科 中川 晴夫 講師」より

夜間頻尿が死亡率を高める理由

夜間頻尿が死亡率を高める理由

夜間頻尿が直接死を招く、というわけではありません。しかし、非常に密接な関係にあることは間違いないでしょう。

たとえば、夜中にトイレに起きると、寝ている家族に気遣って暗いままトイレに向かうことも多いと思います。
しかし寝ぼけまなこで暗闇の中を歩くのは、若い人でも危険なもの。まして高齢の方ではもっと危険です。そんな中で転んで怪我をして寝たきりにになってしまうこともあるのです。

また、トイレのために夜中に何度も目が覚めると、睡眠の質が下がって日中の活動に支障が出ます。それによって注意力が散漫になり、事故や怪我を起こす可能性が高くなります。
人にもよりますが、睡眠不足が続くと判断力がチューハイを数杯飲んだときのレベルまで下がると言われています。

ほかにも、からだの細胞や組織の回復に欠かせない「成長ホルモン」は睡眠中に分泌されますが、十分に睡眠が取れないとからだの細胞や組織へのダメージが蓄積され、重大な病気や症状を引き起こすことにもつながります。

これらのことから、直接的ではないにしろ夜間頻尿が死亡率の上昇に深くかかわっていることがわかります。

グッスリ眠れる環境を整えることも重要

ただし、歳をとると眠りが浅くなるのも事実。グッスリ眠れる環境が整っていれば起きなくてすむようなわずかな尿意も、睡眠環境が悪いと起きてしまうことがあります。

以下でしっかりと眠れる環境を整えるためにできることをまとめているので、参考にしてください。

    aaa
  • 寝具を見直す
    布団の固さ・サイズ、枕の高さ・固さ・素材など
  • 質の高い寝巻き(パジャマ)を着る
    締め付けが少なく、肌触りの良い素材(できれば天然素材)を選ぶ
  • 寝る前にテレビやスマホ、携帯など電子機器をいじらない
    少なくとも1時間前には見るのをやめて休む準備を
  • 夕方以降はカフェイン飲料やお酒を飲まない
    コーヒーだけでなく紅茶やお茶にもカフェインは含まれています
  • 眠る3時間前には食事を済ませておく
    消化にエネルギーが使われて睡眠の質に影響します
  • 入浴は熱いぎないお湯(38~40℃程度)で浸かるのは20分程度にする
    熱いお湯に長時間はいると体が覚醒してしまいます

関連記事