ノコギリヤシにはどんな効果があるの?

ノコギリヤシにはどんな効果があるの?

排尿トラブルに効果的、といわれるノコギリヤシですが、どんな効果・効能があるかご存知ですか?ここではノコギリヤシに含まれる成分とその働きについてまとめているので、一緒におさらいしてみましょう。

5α-リダクターゼ抑制成分による尿トラブルの改善

ノコギリヤシには 5α-リダクターゼを抑制する成分が含まれています。
といっても、これだけではわからないとおもうので順序だてて説明させてください。

まず、代表的な尿トラブルとして 頻尿や尿もれなどが挙げられます。これは様々な要因が考えられますが、50代以降の男性の場合 前立腺が肥大している可能性が考えられます。

前立腺が肥大する原因はまだ完全に特定はできていません。
ただ、男性ホルモンの「テストステロン」が「5α-リダクターゼ」と結合することで「 ジヒドロテストステロン(DHT)」が増えることが原因のひとつであることがわかっています。

つまり5α-リダクターゼの分泌量を抑制すれば ジヒドロテストステロンが作られず、前立腺肥大を予防・改善することができるのです。
ノコギリヤシはこの5α-リダクターゼを抑制する成分が豊富に含まれているため、尿トラブルに効果的、と言われているのです。

前立腺が肥大しても見た目ではわかりませんが、 60歳以上で50%、85歳以上で90%があてはまるというデータもあるため、決して他人事ではないのです。

check!! ノコギリヤシに含まれる5α-リダクターゼ抑制成分は主に

  • β-シトステロール
  • スチグマステロール
といったステロールとなります。

遊離脂肪酸による血液サラサラ効果

またノコギリヤシには、ラウリン酸・リノール酸・オレイン酸といった 遊離脂肪酸も含まれています。

健康食品や植物油などに含まれていることが多いので、まだ5α-リダクターゼより聞き馴染みはあると思いますが、これらの脂肪酸には 血液をサラサラにしてくれる働きがあります。

血液がサラサラになることで血行が改善し、体にたまったの毒素を回収したり必要な栄養を行き渡らせることができるようになります。

また血液がドロドロだと血栓ができやすく、その血栓が詰まって脳卒中や心筋梗塞などを重大な病気を引き起こしかねないので、血液をサラサラに保つことは非常に重要なのです。

【ラウリン酸】
抗菌作用・抗炎症作用・抗酸化作用があり、その中でも抗酸化作用によって血液をサラサラにしてくれます。

【リノール酸】
血中の悪玉コレステロールを減らすことで血液をサラサラにしてくれます。

【オレイン酸】
血管をしなやかにすることで血液を流れやすくしてサラサラにします。

またこれらの遊離脂肪酸にも5α-リダクターゼを抑制する働きがあるため、尿トラブルにもアプローチしてくれます。

目安は1日320mg。より効果を感じたいなら400mgを

ノコギリヤシの摂取量の上限は決められているわけではありません。ただ、ノコギリヤシサプリの多くは320mg程度となっているので、そのぐらいを目安に飲むといいでしょう。
より効果を感じたいなら、400mgのサプリがオススメ。

ただし、「テストステロン」など男性ホルモンに影響を及ぼすため、個人的には目安量の1.5倍(=480mg)以上を摂り続けるのは好ましくないかもしれません。

ノコギリヤシを飲んだところで、すぐに悩みが解消されるわけではありません。その他日常の生活習慣にも気をつけながら、気長に継続することが大切ですよ。